【簡単】教員採用試験 おすすめの「勉強方法」を4ステップで解説!

【まとめ】教員採用試験の教職教養は重要?勉強法をデータ付きで解説!

教員採用試験「教職教養」の勉強法

この記事では教員採用試験の「教職教養」を知りたい方向けの内容を書いています。

本記事をおススメする人
  • はじめて教員採用試験の対策をする人
  • 教職教養の特徴を知りたい人
  • 勉強法が知りたい人

教育原理は教養試験の中心科目のため、攻略が必要な科目です。教育原理の攻略=合格と言っても過言ではありません。

✅主な内容

  • 教員採用試験における「教職教養」とは
  • 教職教養の重要性
  • 教職教養の覚え方

記事を読むことで「教職教養の重要性や科目ごとの特徴、具体的な勉強法」を知ることができますよ。5分で理解できます。ぜひ、参考にしてみてください。

なお、試験日程を知りたい方は「日程一覧」を、倍率を知りたい方は「倍率一覧」をそれぞれ参考にしてみてください。

教員採用試験における教職教養とは

教職教養とは、教員として知っておくべき知識のことをいいます。

例えば「いじめが起きたときの対応」や「不登校児童・生徒への対処法」などです。

万が一、いじめや不登校などの問題が発生した場合にどうやって報告や指導をすればいいのか知っておかないといけませんよね。勝手な判断で動いたら、二次トラブルを招く原因にも発展するかもしれません。

教職教養を通して教員として必要な知識を持っているかどうかを試験で評価するのです。

教職教養の出題科目

教職教養で出題される科目と勉強するうえで役にたつ記事を5つ紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

教職教養で出題される科目は次のとおり。

  • 教育原理
  • 教育法規
  • 教育心理
  • 教育史
  • 教育時事

教育原理

学習指導要領や生徒指導などについて勉強します。詳しい傾向や勉強法は「たった5分で分かる!「教育原理」で何が重要なのか傾向を過去問付きで解説!」を参考にしてみてください。

たった5分で分かる!「教育原理」で何が重要なのか傾向を過去問付きで解説!

教育法規

学校教育法や教育基本法など、教員として必要な法律について勉強します。詳しい傾向や勉強法は「教員採用試験 教育法規の勉強法まとめ|出る条文はこれだ!」を参考にしてみてください。

教育法規の勉強法を解説します。 教員採用試験 教育法規の勉強法まとめ|出る条文はこれだ!

教育心理

生徒の発達状況に応じた指導法やカウンセリングについて勉強します。詳しい傾向や勉強法は「【傾向】教員採用試験 教育心理で重要なのは「発達」と「学習」の2分野!」を参考にしてみてください。

【傾向】教員採用試験 教育心理で重要なのは「発達」と「学習」の2分野!

教育史

日本や世界でおこなわれてきた教育の歴史について勉強します。詳しい傾向や勉強法は「【傾向】教員採用試験「教育史」の勉強は西洋分野を中心にやるべき理由」を参考にしてみてください。

教員採用試験「教育史」の勉強法 【傾向】教員採用試験「教育史」の勉強は西洋分野を中心にやるべき理由

教育時事

文部科学省や中央教育審議会が出す答申や資料について勉強します。近年は出題数が増えているので覚えておきましょう。詳しい傾向や勉強法は「【勉強法】教員採用試験「教育時事」はトレンドを知ることが重要!」を参考にしてみてください。

教員採用試験「教育時事」の勉強法 【勉強法】教員採用試験「教育時事」はトレンドを知ることが重要!

一般教養との違い

教養試験は教職教養のほかに「一般教養」という分野からも出題があります。

一般教養は「中学~高校までに勉強してきた科目」のことです。数学や英語など勉強しましたよね。それがそのまま出題されています。

それで、教職教養と一般教養の違いは次の2つです。

  1. 出題される「科目数」
  2. 科目ごとの重要度

出題される「科目数」

教職教養は一般教養と比べて科目数が少ないです。

それぞれの出題科目は次のとおり。

教職教養 一般教養
教育原理 国語
教育法規 英語
教育心理 数学
教育史 日本史
教育時事 世界史
地理
政治
経済
物理
化学
生物
地学

一般教養は教職教養に比べて倍以上の科目があります。

注意

自治体によって「音楽」「美術」「保健体育」「情報」などの科目も出題されています。

科目ごとの重要度

1科目ごとの出題数は教職教養の方が多いです。つまり重要度は高め。

例)愛知県の出題数
  • 教職教養・・・6科目で15問
  • 一般教養・・・14科目で15問

1問あたりの出題数を考えても教職教養のほうが多いですよね。

教職教養

・はじめて勉強する内容
・科目数は少ない
・1科目あたりの出題数は多い

一般教養

・今までに勉強したことがある内容
・科目数は多い
・1科目あたりの出題数は少ない

上記の特徴があります。これを踏まえて勉強計画を立てていく必要があるんですね。

難易度

教職教養の難易度は高くありません。

なぜなら、基本的にすべて暗記で片付くからです。数学や理科であれば正答を出すために難しい理論を知る必要はありますが、教職教養は「空欄補充」や「正誤問題」が多いため、うろ覚えの知識でも十分正答を出すことは可能です。一例を紹介します。

次の文は,中学校学習指導要領(平成29年3月告示)第1章 第3「教育課程の実施と学習評価」の一部である。文中の( ア )~( イ )に適切な語句の組合せを下記の選択肢①~⑤の中から一つ選び,番号で答えなさい。

生徒が( ア )を立てたり学習したことを( イ )する活動を,計画的に取り入れるように工夫すること。

①(ア)予想  (イ)精査したり

②(ア)予習計画(イ)復習したり

③(ア)学習の見通し (イ)振り返ったり

④(ア)学習の見通し (イ)復習したり

⑤(ア)予想     (イ)振り返ったり

この問題を解くのに難しい理論は必要でしょうか?必要ないですよね。該当部分を単純に暗記しておけば正答できます。また、基本的にイレギュラーな問題は出題されにくく、基礎的な出題しかないことも難易度の低さを表しています。

教員採用試験は学問でも何でもないし、満点も必要ありません。

だから、その分野に関する深い知識など必要なく、日ごろの勉強から淡々と記憶すべきものを記憶している人が合格する試験です。理解したほうがいい科目以外は暗記で十分なのです。

注意

教職教養で理解がいる科目はない。つまり、全部暗記!

教職教養の重要性

「教職教養の攻略が合格に必要」

こういったイメージをもつ受験者は多いですし、事実です。でも、なぜ重要なのか知っていますか。理由は3つあります。

  1. 平均点が高い
  2. 受験者のなかで差がつかない
  3. 面接や論文でもでてくる

1つずつ解説していきます。

教職教養=平均点が高い

先ほど書いたように、教職教養は出題数が多いです。つまり、全員が勉強してきます。

その証拠が次のデータ。

成績データ

これは某予備校の模試から算出したデータで、教職教養と一般教養の平均点を表しています。

見ての通り、教職教養の平均点は68%で高いことがわかります。つまり、多くの受験者が点数を稼ぐ科目なので教職教養は重要と言えます。

受験者の中で差がつかない

教職教養は受験者の中で差がつきやすい」というのは間違いです。むしろ全員が真剣に勉強してくるので差はつきません。

下記のデータを見てください。

成績データ2

これは「どの科目を優先して勉強したか」というアンケート結果です。

アンケート結果によると、教職教養を優先して勉強した割合は74%。多くの受験者が勉強していたことがわかりますね。

一般教養は今までの積み重ねがそのまま反映されるため、差はつきやすいです。しかし、教職教養は全受験者が同じラインで勉強をはじめるため、今までの学力は関係がありません。

つまり、正しい勉強法で対策をすれば高得点が取りやすい科目なのです。だから受験者の中では差がつきにくいため、教職教養で点を取る必要があるのです。

面接や論文でも出てくる

面接や論文でも教職教養の知識(主に教育原理)がないと解答できないテーマがでています。

例えば論文のテーマがこちら。

いじめは子どもたちの心身に重大な影響を及ぼす深刻な問題です。あなたは、いじめについてどのように考えますか。また、あなたは、教員として、いじめの防止・根絶のため、日頃の教育活動において、どのように取り組んでいきますか。子どもたちに育みたい能力や態度等を踏まえ、具体的に書いてください。

「いじめ」に関する知識(いじめ防止対策推進法やいじめ防止対策基本方針など)を用いて論述することが必要ですね。また、個人面接でも教職の知識を問われています。

  • 体罰と懲戒の違いは何ですか。
  • 不登校の未然防止の手立てについて説明してください。
  • クラスにADHDや自閉症の子がいます。その子たちが教室を歩き回っていると,保護者から相談がありました。どう保護者対応しますか。
  • 学校教育法第12 条について説明してください。

一次試験が免除で筆記試験がない人も少しは教職教養を勉強しておく必要がありますね。

  1. 平均点が高い
  2. 受験者のなかで差がつかない
  3. 面接や論文でもでてくる

これらの特徴があるので、教職教養は重要なのです。

【攻略】教員採用試験 教職教養の覚え方

教職教養の勉強は「過去問分析」→「知識のインプット&アウトプット」→「過去問演習」という方法を取ります。

なかでも「過去問分析」がとても重要であり、ここが1番の勉強といってもいいでしょう。過去問分析をすることで「やるべき科目・分野」を絞ることができます。

過去問分析の重要性

教職教養はほとんど同じ問題(分野)が繰り返し出題されます。

例えば下記のデータ。

例)東京都の教育原理

これは東京都の教育原理で出題された分野をリスト化したものです。

見てのとおり「教育方法」「学習指導要領」「特別支援教育」「生徒指導」から繰り返し出題されていることが分かりますね。その出題分野を徹底的に暗記してしまえば点数がとれます。逆に考えれば、すべてを勉強する必要がないってことなんです。

もっと過去問分析の重要性を知りたい方は「【何からやるべき?】教員採用試験は過去問から着手すべき理由|困って予備校は不合格」を参考にしてみてください。

教員採用試験に合格するためにやるべきこととは。 【何からやるべき?】教員採用試験は過去問から着手すべき理由|困って予備校は不合格

効果的な勉強方法

勉強に関するおすすめの記事を3つ紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

教員採用試験の間違った勉強法 【初学者必見】教員採用試験に合格するための受験戦略を考える。

教員採用試験で点数を取る勉強法 教員採用試験で点数を取る勉強法|復習が大切な理由を解説!

教員採用試験 暗記方法を解説 教員採用試験に合格する「暗記の仕方」を解説|繰り返すことの重要性

独学or予備校

「独学でも勉強できるのか」「予備校は利用すべきか」で悩んでいる方におすすめの記事を2つ紹介します。

教員採用試験 独学で合格を目指す 教員採用試験 0から独学で合格するための3ステップ

教員採用試験の予備校メリットとデメリット 【メリット】教員採用試験の合格に予備校は必要ない理由【デメリット】

教員採用試験の教職教養まとめ

  • 教職教養は原理、法規、心理、史+時事
  • 基本は暗記、まずは流れを知る
  • 独学でも予備校でもOK,考える時間が無駄

教職教養は教員採用試験の中心科目です。当然、時間をかけて対策すべきです。

他の受験者も、それを知っているので平均点は高め。ぜひ、取りこぼしのないように対策をしましょう!