【簡単】教員採用試験 おすすめの「勉強方法」を4ステップで解説!

講師経験者は受かりやすい?教員採用試験における特別選考とは

教員採用試験「講師経験特別選考」とは

この記事では教員採用試験の「教職経験者経験者選考」について書いています。

記事がおすすめの人
  • 常勤・非常勤講師をしている人
  • 講師経験を活かして教員になりたい人
  • 特別選考と一般選考で迷っている人

現在の教育現場では「即戦力」になる人を積極的に採用しようとする傾向が高まっています。

その1つが常勤・非常勤講師として働いている人を対象にした「教職経験者特別選考」です。

✅この記事の主な内容

  • 講師経験者特別選考とは
  • 一般選考と比較してのメリット
  • 社会人経験を受ける上での注意点

この記事を読むことで「教職経験者特別選考の特徴やメリット、合格のしやすさ」などを知ることができます。

なお、教員採用試験の具体的な日程は「【2021年度版】教員採用試験 日程一覧|全国の試験日を掲載!【2020年試験】」を、実施結果(倍率)は「【2020年度版】教員採用試験 倍率一覧|倍率4倍切りの危機的状況に!」を参考にしてみてください。

教員採用試験 教職(講師)経験者特別選考

教職経験特別選考とは、現在、公立学校で講師、現職教諭として働いている人を対象とした特別選考です。元正規教諭を対象としていることもあります。

自治体によって条件は異なるけど、多くは3年以上の経験者を対象としています。

最近は、受験者を確保するために常勤・非常勤問わず、しかも1年の経験があればOKというような自治体(神奈川県)もあります。

【条件】

「常勤講師」「非常勤講師」「現正規教諭」で1年~3年の勤務実績。

※自治体によって条件や募集科目は違います。

前提条件として、志望する自治体で働いていること。正規教諭の場合は他県で働いていることなどがあります。

教職経験特別選考を実施している自治体は次のとおり(2019年)。

自治体 教職経験
講師 正規教員
北海道
札幌市
青森県
岩手県
宮城県
仙台市
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
さいたま市
千葉県・千葉市
東京都
神奈川県
横浜市
川崎市
相模原市
新潟県
新潟市
富山県
石川県
福井県
山梨県
長野県
岐阜県
静岡県
静岡市
浜松市
愛知県
名古屋市
三重県
滋賀県
京都府
京都市
大阪府
豊能地区
大阪市
堺市
兵庫県
神戸市
奈良県
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
岡山市
広島県・広島市
山口県
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
福岡県
福岡市
北九州市
佐賀県
長崎県
熊本県
熊本市
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県

8割以上の自治体で実施していますね。今後も増えていくはずです!

他自治体で正規教員をやっているけど、受験できる?

現在、受験先ではない地域で現職教諭として働いている人を対象とした特別選考を実施している自治体も増えています。

例えば東京都が第1志望だったけど、不合格。併願受験で合格した愛知県で働いているといった人が受験できます。

一般的に現職教養として3年以上働いていることが条件となり、

  • 1次試験のすべてが免除
  • 2次試験の個人面接だけで受験できる

と、いった特例が設けられています。

【メリット】教員採用試験の講師経験はお得?

教員を目指している人

一般区分と比べて、講師経験のメリットはあるの?

結論からいえば、あることが多いです。

自治体によりますが、教職経験枠で受験することにより試験の免除や変更など特別措置を受けることができます。

主な免除
  • 一次試験の免除
  • 教養試験を論文に変更できる
  • 筆記試験のうち、教養試験を免除。
  • 筆記試験を面接試験に変えて実施

講師が教員採用試験を受験するときに負担になるのが「筆記試験」です。

働きながら勉強しなくてはいけないため、時間の確保が難しいです。筆記試験が免除されれば、かなり負担が減りますよね。

筆記試験の対策には500時間~600時間必要

受験者へのアンケートによると、筆記試験対策に要する総時間は500~600時間でした。

1年計画で実施しても1日2時間ほど勉強しなくてはいけない計算です。

仕事が終わってから2時間勉強するって、きついですよね。

【注意】合格率は自治体によって異なる

教職経験枠での合格率は高い傾向が強いです。しかし、自治体によっては、一般選考より難易度が上がることもあります。

参考までに2例紹介します。

✅川崎市 小学校(2019年)

受験者 合格者 倍率
一般選考 288 81 3.5
教職経験選考 133 59 2.2

一般選考だと3.5倍ですが、教職経験選考では2.2倍です。教職経験枠で受験したほうが合格しやすい結果となりました。

✅愛知県 小学校(2018年)

受験者 合格者 倍率
一般選考 1,831 550 3.3
教職経験選考 413 104 4.0

一般選考だと3.3倍ですが、教職経験選考では4.0倍です。愛知県では、一般区分で受験したほうが合格しやすいですよね。

教職経験者選考は一般選考と比べて「試験の免除」など特別措置を受けることはできます。しかし、必ず合格できる保証はありませんよ。これを踏まえて選考区分を決めましょう。

【注意②】教職教養の勉強は必須です。

面接試験でも教職教養の知識が必要です。

なぜなら討論のテーマや個人面接で教職教養の知識がないと答えることができない質問が増加しているからです。

例えば個人面接の質問で、下記の質問がありました。

  • 不登校の子どもにどう対応しますか
  • いじめの対応で一番大切なことは何ですか
  • 学校教育法9条と地方公務員法16条の内容を教えてください

教職教養の勉強をせずに答えることはできるでしょうか。

難しいですよね。

1次試験が免除でも最低限、下記の知識は知っておくようにしましょう。

  • 学習指導要領
  • 生徒指導
  • 学校教育法
  • 教育基本法
  • 地方公務員法

勉強は要点がつまったテキストを使うといいでしょう。

【注意】特別選考での出願が不合格の原因かも。

教員を目指している人

なんで特例選考が不合格の理由になるの?

理由は講師としての適性がなければ校長の承認がえられないからです。

条件は自治体によって違いますが、必ず「勤務校校長の承認を得ること」が条件に明記されています。

実はこれが不合格の原因になっている場合があるのです。

講師経験枠の条件で校長の承認がいる

特別選考で受験する場合、多くは所属先の校長から推薦(承認)してもらう必要があります。

しかし、これが実はトラップとなる場合があるんですね。と、いうのも校長が書く推薦書は未開封のまま教育委員会へ提出することが多いです。

講師の勤務状況によってはその書類に「この講師は採用してはだめだ」といった記載をすることがあるようなんです。

実際に校長をやっている人から聞いた話なので信ぴょう性は高いです。

なんで講師はできるの?

それだけ教育現場は人が不足しているわけです。

講師なら状況によって契約更新をしなければいいですが、正規教員となれば話は別です。

講師は仕方なくさせてもらっているけど、正規教員にするには適性がないと判断されてしまうわけなんですね。

「一般選考」と「教職経験者選考」どちらでもいける準備をしよう

一般選考と社会人選考のどちらで受験してもいいように早めに準備をはじめましょう。

おすすめの記事を3つ紹介します。参考にしてみてください。

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