【簡単】教員採用試験 おすすめの「勉強方法」を4ステップで解説!

【一般教養】教員採用試験の「社会科学」で本当に使える勉強法

教員採用試験「社会科学」の勉強法

教員採用試験の教養試験は「教職教養」と「一般教養」から出題があります。

教職教養は誰もが勉強するため、必ず点数を取ってきます。問題は知識の海「一般教養」!東京都や奈良県などを除き80%以上の自治体で出題があります。

合格ラインが60%弱として、教職教養の出題は60%ほどの自治体が多いため、教職教養だけ勉強して満点を取れば、残りをカンでマークしてもいけそうですね。

しかし、教職教養で予定外の点数を取ってしまったら終了なので、一般教養もある程度勉強しておかないといけません

具体的にいえば、出題数の50%前後はもぎ取る必要があります。この記事では一般教養「社会科学」の特徴や対策法を解説していきます。

「何をどの程度やっていいかわからない」「社会科学の対策法が知りたい」という方におすすめです。

教員採用試験 一般教養「社会科学」の科目を解説

教員採用試験の社会科学は次の5科目で構成されています。

  1. 日本史
  2. 世界史
  3. 地理
  4. 政治
  5. 経済

科目数は多いですが、すべての科目が出題されるわけではありません。自治体によって出題される科目は異なるため、必ず過去問を使って内容を確認しましょう

全体的な出題割合は次のとおり。

一般教養「社会」のデータ

「日本史」「地理」「政治」が頻出です。逆に世界史の出題は減少傾向。

社会科目は範囲も広いため、深入りしないように注意が必要です。時間をかけても出題数が少なく、確実に点数が取れる保証もありません。

次に科目ごとの特徴を解説していきます。また、出題例も載せているのでレベルの確認をしてみましょう。

教員採用試験 一般教養「日本史」の傾向

日本史は社会科学の中で出題が多いです。

主な出題分野は「江戸時代」「明治時代」「平安時代」「鎌倉時代」。最近の傾向として「歴史を通しての総合問題」が増えています。

各時代の象徴的な出来事は覚えておきましょう。

日本史の勉強法

まずは「江戸時代」と「明治時代」を攻略しましょう。

下記図は時代ごとの出題率を表したデータです。

一般教養「日本史」のデータ2

見てのとおり、江戸時代と明治時代で30%以上を占めているので、ここから仕上げるようにしましょう。

注意

縄文時代など、時代中にやる必要はありません。出る分野だけを勉強しましょう。

余力があれば、鎌倉・室町あたりも拾っておけるといいです。でも、時間がない人は江戸時代より前は捨ててもいいです。

手順1
インプット

歴史はだらだら勉強しても覚えられないので、「一般教養らくらくマスター」を使って1週間でインプットします。

手順2
演習

ある程度、知識が入ったら「一般教養の過去問(Hyper実戦シリーズ) 」を使って演習し、周辺知識を覚える戦略をとります。

何度もいいますが、一般教養は深入り厳禁。自然科学と違い、かけた時間に比例して点数は伸びません。

ザっと目を通し、やった範囲が出ればラッキーくらいに思うことが重要。

過去問チャレンジ

次のア~エの歴史上の出来事を年代の古い順に並べたものとして正しいものはどれか,①~⑤から一つ選んで番号で答えなさい。

 

ア.長州藩は4 か国の連合艦隊に攻撃され,大きな損害を受けた。
イ.薩摩藩と長州藩は坂本龍馬らの協力を得て薩長同盟を結んだ。
ウ.薩摩藩はイギリス商人を殺害する事件を起こし, イギリス艦隊に鹿児島を砲撃された。
エ.幕府は,アメリカ合衆国と日米和親条約を結び,2 つの港を開いた。

 

① ウ→ア→エ→イ
② ア→イ→ウ→エ
③ エ→ウ→ア→イ
④ エ→ア→ウ→イ
⑤ イ→エ→ウ→ア

正答:③

教員採用試験 一般教養「世界史」の傾向

世界史の出題は減少傾向にあります。

2019年(令和2年度)の試験で世界史の出題があったのは次の7自治体だけです。

  • 北海道・札幌市
  • 福井県
  • 長野県
  • 兵庫県
  • 和歌山県
  • 徳島県
  • 香川県

出題の多かった「神奈川県」や「埼玉県」では出題がなくなっています。

最近は、世界史単独の出題ではなく、日本史と絡めた問題が増加中。

世界史の勉強法

世界史は範囲が広いため、まともに勉強したら破滅します。なので勉強対象を絞りましょう

分野ごとの出題率は次のとおり。

一般教養「世界史」のデータ

頻出分野は「世界大戦」と「現代史」の2分野です。

手順1
インプット

歴史はだらだら勉強しても覚えられないので、「一般教養らくらくマスター」を使って1週間でインプットします。

手順2
演習

ある程度、知識が入ったら「一般教養の過去問(Hyper実戦シリーズ) 」を使って演習し、周辺知識を覚える戦略をとります。

何度もいいますが、一般教養は深入り厳禁。自然科学と違い、かけた時間に比例して点数は伸びません。

ザっと目を通し、やった範囲が出ればラッキーくらいに思うことが重要。

過去問チャレンジ

第一次世界大戦において,三国協商を結んだ国々と対立していた国を,次のア~エから1 つ選びなさい。

 

ア.イギリス  イ.ドイツ  ウ.ロシア  エ.フランス

正答:イ

教員採用試験 一般教養「地理」の傾向

地理は日本史に次いで出題の多い科目です。

地学など、他の科目とかぶる部分があるため、捨て科目にしてはいけません。

出題は「気候」や「日本・海外の産業」「地誌」など。

地理の勉強法

地理は底が浅い科目なので、勉強すれば正答できます。

時事で話題になっている国や地域の出題が多いので、覚えておくといいですよ。

出題は世界地誌に関する出題が圧倒的です。

一般教養「地理」のデータ

アジアや南北アメリカに関する出題が多いです。

手順1
インプット

歴史はだらだら勉強しても覚えられないので、「一般教養らくらくマスター」を使って1週間でインプットします。

手順2
演習

ある程度、知識が入ったら「一般教養の過去問(Hyper実戦シリーズ) 」を使って演習し、周辺知識を覚える戦略をとります。

手順3
読み込み

最後は「オープンセサミ 一般教養Ⅱ(社会科学)」を使って、該当分野を読み込みます。※最初にサッと確認してもよい。

地理は勉強した量に比例して点数が取りやすい科目です。

数問しかでないため、やるなら確実に1点をもぎ取るつもりで勉強するようにしましょう。

過去問チャレンジ

アメリカの農業について述べた次の文のうち,誤っているものを1つ選び,番号で答えなさい。

 

⑴ 地下水を利用したマルドリ方式の大規模なかんがい農業が行われている。

 

⑵ 少ない労働力で広い面積を経営するため,企業的な農業が主流になっている。

 

⑶ 地域の環境に適した農産物を栽培する適地適作が行われている。

 

⑷ フィードロットで牛に飼料を与え,効率よく飼育している。

 

⑸ バイオテクノロジーを利用して新種の種子をつくるなど,生産量を増やす努力をしている。

正答:(1)

教員採用試験 一般教養「政治」の傾向

政治は「日本国憲法」「選挙」「政治史」「国際関係」から出題があります。

出題の多くは「日本国憲法」ですが、最近は時事を含めた出題が多い傾向にあります。日ごろからニュースなどをチェックしておきましょう。

政治の勉強法

政治で問われる知識は時事を除けば底が浅いため、一気に知識をインプットすることが重要です。

分野ごとの出題率は次のとおり。

一般教養「政治」のデータ

「三権分立(国会、内閣、司法」」はそれぞれの権力や関わりを細かく覚えておくようにしましょう。

手順1
インプット

一般教養らくらくマスター」を使って1週間でインプットします。

手順2
演習

ある程度、知識が入ったら「一般教養の過去問(Hyper実戦シリーズ) 」を使って演習し、周辺知識を覚える戦略をとります。

手順3
時事対策

速攻の時事」を使って、その年に起きた時事(政治分野)を総確認する。

※公務員試験対策用ですが、要点が詰まっていて使いやすいです。

過去問チャレンジ

次の各文は衆議院の優越について述べたものである。誤っているものはどれか。1~4から1つ選びなさい。

 

1 .衆議院で内閣への不信任の決議案を可決し,または信任の決議案を否決したとき,10日以内に衆議院が解散されない限り,内閣は総辞職をしなければならない。

 

2 .法律案の議決において,衆参両議院で異なった議決をしたとき,衆議院で出席議員の3分の2以上の多数で再可決すれば,成立する。

 

3 .内閣総理大臣の指名において,衆参両議院で異なった議決をし,両院協議会での成案が得られない場合は,衆議院の議決が国会の議決となる。

 

4 .罷免請求を受けた裁判官を弾劾する弾劾裁判所の裁判員の資格は,衆議院議員にのみ認められている。

正答:4

教員採用試験 一般教養「経済」の傾向

主な出題分野は「経済基礎」「金融政策」「税金」「財政政策」「国際経済」です。

近年は「消費者問題」に関する出題も増えているため、政治と同じく時事の知識も必要。

経済の勉強法

日本の財政と国際経済を中心に勉強をしましょう!

分野ごとの出題率は次のとおり。

一般教養「経済」のデータ

先ほど言った通り、時事についても知識を拾っておけるといいです。

手順1
インプット

一般教養らくらくマスター」を使って1週間でインプットします。

手順2
演習

ある程度、知識が入ったら「一般教養の過去問(Hyper実戦シリーズ) 」を使って演習し、周辺知識を覚える戦略をとります。

手順3
時事対策

速攻の時事」を使って、その年に起きた時事(経済分野)を総確認する。

※公務員試験対策用ですが、要点が詰まっていて使いやすいです。

過去問チャレンジ

次の各文は,日本銀行の役割について述べたものである。誤っているものはどれか。1~5から選びなさい。

 

1 .日本の「中央銀行」として,物価の変動をおさえ,景気の安定化を図る。

 

2 .「政府の銀行」として,政府の資金を預金として預かり,その出し入れを行う。

 

3 .「銀行の銀行」として,金融機関に資金の貸し出しや預金の受け入れを行う。

 

4 .「貨幣の銀行」として,日本で唯一,すべての貨幣を製造する。

 

5 .「発券銀行」として,日本銀行券と呼ばれる紙幣を発行する。

正答:4

一般教養「社会科学」は、細かい事項にこだわると落ちる

社会科学が出題される場合、出題率は15%~20%ほどを占めており、「捨てるな」とのメッセージだと思います。

とは、いえ全科目・範囲をやっていては落ちます。広く浅く必要な部分に特化して対策をすれば十分。それを踏まえて勉強するようにしましょう。

また、勉強の本質は暗記です。効果的な暗記の仕方については「教員採用試験に合格する「暗記の仕方」を解説|繰り返すことの重要性」を参考にしてみてください。