教員を目指している人
- 模擬試験って受けたほうがいいの?
- 勉強が全然できていないけど、模試を受ける意味ってある?
- 模試ってどこて受験できるの?
このような疑問を解決する記事を書きました。
この記事では、教員採用試験の模擬試験を受ける意味やおすすめの模試を紹介します。
模試は勉強をおこなう上で必須のツールです。有効活用することで、合格へ一歩前進するくらい大切です。
ぜひ、その有効性を確認してください。
なお、勉強の仕方については「教員採用試験 0から独学で合格するための3ステップ」を参考にしてください。また、試験日程は「【2021年度版】教員採用試験 日程一覧|全国の試験日を掲載!【2020年試験】」でまとめています。
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教員採用試験 模試の受け方
模擬試験は受けていますか?(受けようと思っていますか)
予備校や大学生協などで模擬試験が実施されています。
教員を目指している人
こういう考えの人は永久に実力がつかないので、今すぐ受けるようにしましょう。
模試は最高の予想問
模試は予備校が最新の試験傾向を分析し、本番に出そうな問題をピックアップして作成しています。
いうならば、質のいい予想問題です。受けないとそんですよね。
会場受験が望ましい
模試は実力確認の他に時間配分の確認など本番のシミュレーションとしても活用できます。
そのため、できる限り会場受験をするようにしましょう。
模試によっては自宅でできるものもありますが、他の受験者がいる中での緊張感や時間配分の練習、問題の取捨選択の練習にならないのでおすすめしません。
何回うけるべきか
2~3回を目安に受験しましょう。
模試は試験に近づくにつれてライバルたちのレベルもあがってくるからです。
例えば11月に開催される東京アカデミーの模試は勉強をスタートしたばかりの受験者が多いと思うので偏差値はあまり参考になりません。
この時期の模試は試験の雰囲気や時間内に解き終えることができるのかを確認するために受けます。
最後に開催される第3回模試は受験者の多くが勉強をしており最終確認の意味をこめて受験します。そのため偏差値や全国順位もある程度の信頼性が確保されます。
ここでできなかった問題、関連分野を中心に試験本番まで調整をしていくことができますね。
1回だけの受験では得意・不得意、ライバルたちの状況を知ることができないので数回模試を受けることが望ましいです。
そして1社だけでなく2~3社の模試を受験しましょう。予備校によってレベル、問題が異なります。
模試は受けたあとが勝負
模試を受けるたら必ず復習しましょう。
受けたら丸つけをして、そのまま終了する人がいます。これでは模試を受ける意味がありません。
正直、模試の点数や判定はどうでもよくて、受験したあとの復習が大事です。
とくに受験先で頻出の科目や分野をカンや誤答している場合は、その場でできるようにしておくように。
必要のない科目は捨てる
復習する科目が分かったら、その周辺部分も含めて勉強することで、知識の定着度が変わってきます。
また、模試を解く際に必要のない科目(捨て問)はどんどん捨てましょう。
模試は本番より難しく作られていることが多く、まともにやらなくてもいい問題はそこそこあります。
そういった問題を取捨選択するスキルも模試を受けることで身につけることができるようになりますよ。
模試ノートを作成しよ
模試を復習するときは、コピーしてノートに貼り付けることがおすすめです。
そのときのポイントはノートを見開きにして、問題を左、解説を右にすることで勉強がしやすくなります。間違っても裏表にしないこと!
見直しは5回すること
模試の見直しは5回以上するようにしましょう。
まずは模試を受けた当日、そして翌日の2回。さらに本番の直前に3回くらいみておけばいいでしょう。
[おすすめ]教員採用試験の模試はどこを使うべき
教員採用試験の模試を実施しており、会場受験ができる予備校は「東京アカデミー」と「TAC」の2つ。
なかでも東京アカデミーの模試がおすすめです。
東京アカデミー
理由は、次の3つ。
- 受験者が多い
- 模試の回数が豊富
- 種類が豊富
やはり模試は受験者が多くないとある程度のデータ(順位や偏差値)を得られません。
公式によると年間3万人以上が模試を受験しているので信頼の確保になります。また、教養試験以外にも専門教養、論作文を実施しているので苦手な試験だけを選んで受けることができます。
CHECK NOW
日程
スタート模試 | 2019年11月17日(日) |
---|---|
第1回 全国公開模試 | 2020年1月12日(日) |
第2回 全国公開模試 | 2020年3月8日(日) |
第3回 全国公開模試 | 2020年5月10日(日) |
自治体別模試 | 2020年4月5日(日) |
TAC
コスパは最強です。
最近、教員採用試験の対策に力を入れている資格の学校TACも模試を開催しています。
特徴は金額が安い!
1科目1,000円から受験できます。
東京アカデミーの模試と比較すると次のとおり。
TAC | 東京アカデミー | |
---|---|---|
教職教養 | 1,000円 | 2,200円 |
一般教養 | 1,000円 | |
専門科目 | 1,000円 | 2,200円 |
論文 | 2,000円 | 2,200円 |
合計 | 5,000円 | 6,600円 |
ただ試験の種類や受験数は東京アカデミーより少ないと思います。
模試をたくさん受けたい!と、いう人にはおすすめです。
イベントでもチャレンジ模試などを無料でやっているので興味があれば資料請求して確認しましょう!
日程
- 2020年5月17日(日)
教員採用試験 模試のまとめ
- 模試は受けた方がいい
- 模試には種類がある
- 2~3回は受ける
合格している多くの人は模試を受けています。
模試を受けることで苦手分野の把握と学習すべきことがわかります。
勉強だけしていては気づかないこともでてくるのでぜひ、模試を活用しましょう。