浜松市の教員を目指す人
- 教養試験の傾向は?
- どんな科目が出るの?
- どうやって勉強するの?
このような悩みを解決できる記事を書きました!!
この記事では「浜松市教員採用 教養試験」をテーマに情報を公開しています。
勉強って、何をどうやってすればいいのか分かりにくいですよね。
でも、ある2つのポイントを知ることで、簡単に勉強をすることができますよ!
ぜひ、本記事を読んで勉強の準備を始めましょう!
タップで移動できる目次
浜松市教員採用試験 教養の傾向
浜松市の教養試験は一次試験に実施されます。
- 試験時間:60分
- 問題数:50問
- 形式:記述式
試験時間60分で、50問に回答します。
出題形式は「空欄補充」や「正誤問題」が多く、5つの選択肢から選んで記述します。
教養の試験科目
教養試験の出題は「教職教養」と「一般教養」から出題があります。
- 教職教養:35問
- 一般教養:15問
50問の内訳は教職35問、一般15問となっており、圧倒的に教職教養の比重が大きいです。
それぞれの科目は次のとおり。
教職教養
- 教育原理
- 教育法規
- 教育心理
- 教育史
- 教育時事
教員として必要な知識から出題があります。詳しくは「【まとめ】教員採用試験の教職教養は重要?勉強法をデータ付きで解説!」を参考にしてください。
一般教養
- 人文科学
- 社会科学
- 自然科学
中学〜高校までに勉強した科目から出題があります。詳しくは「【まとめ】教員採用試験で絶対に知っておきたい一般教養を攻略する戦術とは」を参考にしてください。
浜松市教員採用試験 教養の過去問
実際に出題されていた問題です。
レベルの把握や出題形式の確認をしましょう!
なお、過去5年分の出題分野を>>note(浜松市教員採用 教養試験の出題リスト一覧)で公開しています。
教育時事
次の文は,「第2次学校安全の推進に関する計画の策定について(答申)(平成29年2月3日中央教育審厳会)」の冒頭部分の抜粋である。文中の( ① )~( ⑤ )に入る語句を以下のア~コから一つずつ選び,記号で答えなさい。
児童生徒等が心身ともに健やかに育つことは,国や地域を問わず,時代を越えて,全ての人々の願いである。学校は,児童生徒等が集い,人と人との触れ合いにより,人格の形成がなされる場であり,生きる力を育む学校という場において,児童生徒等が生き生きと活動し,安全に学べるようにするためには,児童生徒等の安全の確保が保障されることが不可欠の前提となる。また,児童生徒等は守られるべき対象であることにとどまらず,学校教育活動全体を通じ,( ① )安全を確保することのできる基礎的な資質・能力を継続的に育成していくことが求められる。
近年の自然災害の状況や交通事故や犯罪等の社会的な情勢は年々変化しており,新たな課題も次々と顕在化し,今後の深刻化も懸念されている。こうした現状を踏まえ,学校における( ② )な安全管理の一層の充実を図ることや,( ③ )な学校施設を整備すること,児童生徒等に,いかなる状況下でも( ① )命を守り抜くとともに,( ③ )な生活や社会を実現するために( ④ )に行動する態度を育成する( ⑤ )を推進することが不可欠である。
ア.安全で安心
イ.他者の
ウ.快適
エ.組織的
オ.安全教育
カ.自らの
キ.防災マニュアル
ク.主体的
ケ.防災教育
コ.積極的
① カ
② エ
③ ア
④ ク
⑤ オ
体育
次の( )に当てはまる語句をア~オの中から1つ選んで回答しなさい。
曲に合わせて様々な動きを行い、技の完成度・同調性・技術的表現力などを競い合う水泳競技は「シンクロナイズドスイミング」と呼ばれていたが、国際水泳連盟により名称変更された。日本でも2018年4月から使われている名称は「( )スイミング」である。
ア エアロビクス
イ アコースティック
ウ エステティック
エ デュエット
オ アーティスティック
オ
浜松市教員採用試験 教養の難易度、合格点は?
教養試験の問題レベルは標準的な問題が多いため低いです。
しかし、出題科目数が多いため対策は難しいです。傾向に沿って対策をしましょう。
また、浜松市の一次試験は教養試験のほかに専門教養と個人面接があります。
一概には言えませんが、一次試験の合格率は42%(2019年)となっており、難易度はまぁまぁ高め。
専門教養と個人面接の対策がしっかりできていれば、教養試験は60点あれば十分でしょう。
浜松市教員採用試験 教養の勉強法
教員を目指している人
どの科目から勉強したらいいですか?
結論をいえば、出題数の多い科目から勉強しましょう。
そうしないと、総合点数を上げることができないからです。
- 教育原理:9問
- 教育史:5問
- 教育法規:1問
例えば、2019年のデータをみると教育原理は9問、教育法規は1問の出題がありました。
どちらを優先して勉強しますか?
当然、9問出る教育原理ですよね。1問しかでない教育法規に時間をかけても効率が悪いです。
教育原理9問を取れれば、総合点も上がるため、合格に近づきます。
科目ごとの出題数は次のとおり。
教職教養
科目 | 2019 | 2018 | 2017 |
---|---|---|---|
教育原理 | 9 | 10 | 11 |
教育法規 | 1 | 9 | 9 |
教育心理 | 1 | 4 | |
教育史 | 5 | 5 | |
教育時事 | 20 | 8 | 8 |
ローカル | 4 | 2 | |
合計 | 36 | 35 | 35 |
2019年(令和2年度)は少し傾向が変わり、教育法規が削られ、教育時事の出題が増加しています。
もともと時事の出題は多いので、対策法は変わりません。教育法規の出題に備えて頻出法規を中心に見ておくようにしましょう!
一般教養
科目 | 2019 | 2018 | 2017 |
---|---|---|---|
国語 | 2 | 2 | 2 |
英語 | 2 | 2 | 2 |
倫理 | 1 | ||
美術 | 1 | 1 | |
保健体育 | 1 | 1 | |
家庭 | 1 | 2 | |
日本史 | 1 | 1 | |
世界史 | 1 | ||
政治 | 1 | ||
経済 | 1 | 1 | |
数学 | 2 | 2 | 2 |
物理 | |||
化学 | 1 | 1 | |
生物 | 1 | 1 | |
一般常識・時事 | 2 | 3 | 2 |
ローカル | 1 | ||
合計 | 14 | 15 | 15 |
出題率、出題数ともに国語、数学、英語の攻略が必要ですが、全体的に優先度は低め。
社会や理科は出題科目が絞りにくく、出題数も少ないため基本無視でOK。
出るところを中心に勉強する
教員を目指している人
もちろん、科目ごとに出題されやすい分野はありますよ!
下記図は数学の出題分野を5年分まとめたものです。
数学の出題分野を見ると「確率」の出題率が100%です。
数学は2問出るので、確率を勉強しておけば1問正答できますね。次いで式の計算が良く出ています。
こんな感じで出る分野にはパターンがあるので、これを知って勉強することで教養試験の負担は減るわけです。
他の科目については>>note(浜松市教員採用 教養試験の出題リスト一覧)で公開しています。よければ活用してください。
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効率よく勉強することが合格への近道
「出る科目・分野」を知るだけで、「何を勉強すればいいか」が分かりましたね。
あとは復習をメインとした勉強をおこなって、知識を効率よくインプットしていきましょう!
「覚えるのは苦手」「どうやってインプットしたらいいの?」という方は「教員採用試験で点数を取る勉強法|復習が大切な理由を解説!」を参考にしてください。
正確な方法で対策をすれば、合格は可能です!頑張りましょう。
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